知ってる  
つもりの 
日本人

クイズで確認 知ってるつもりの日本人― 日本人国記(27)―

はじめに

日本の歴史に登場した「知ってるつもりの日本人」について、"頭の体操"的な親しみやすいクイズ形式としてまとめてみました。ぜひチャレンジして、あなたの「知ってる日本人」としてください。解答は次回に掲載いたします。

問題と解答方法

  • 1. 上欄には「1 北海道」から「47 沖縄」までの47都道府県が並んでいます。
  • 2. 下欄には①~㊼までの人物名が1人ずつ並んでいます。
  • 3. 上欄の都道府県名1~47を出生地とする人物を、下欄の人名①~㊼から選んでください。
    例)46―⑪

日本人国記(27)

北海道
青森
岩手
宮城
秋田
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
富山
石川
福井
山梨
長野
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取
島根
岡山
広島
山口
徳島
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄
高峰譲吉 たかみねじょうきち
由利徹 ゆりとおる
明智光秀 あけちみつひで
小倉遊亀 おぐらゆき
金子みすゞ かねこみすず
菱川師宣 ひしかわもろのぶ
叡尊 えいそん
岡本一平 おかもといっぺい
大杉栄 おおすぎさかえ
高橋景保 たかはしかげやす
野間清治 のませいじ
西周 にしあまね
岩波茂雄 いわなみしげお
サトウハチロー
小林多喜二 こばやしたきじ
阿久悠 あくゆう
乙羽信子 おとわのぶこ
岩崎弥太郎 いわさきやたろう
穂積陳重 ほづみのぶしげ
吉田正 よしだただし
西田幾多郎 にしだきたろう
高倉健 たかくらけん
副島種臣 そえじまたねおみ
萬鉄五郎 よろずてつごろう
犬養毅 いぬかいつよし
広津柳浪 ひろつりゅうろう
朝倉義景 あさくらよしかげ
徳冨蘆花 とくとみろか
広島庫夫 ひろしまくらお
田部井淳子 たべいじゅんこ
円仁 えんにん
鈴木牧之 すずきぼくし
島津久光 しまづひさみつ
下村観山 しもむらかんざん
小野篁 おののたかむら
市川房枝 いちかわふさえ
上野英三郎 うえのえいざぶろう
鴨長明 かものちょうめい
蜷川幸雄 にながわゆきお
東恩納寛惇 ひがしおんなかんじゅん
前野良沢 まえのりょうたく
十返舎一九 じっぺんしゃいっく
吉野弘 よしのひろし
木本正次 きもとしょうじ
陸羯南 くがかつなん
飯田蛇笏 いいだだこつ
東山魁夷 ひがしやまかいい

日本人国記(26)の解答

山口昌男 1931–2013 昭和~平成時代の文化人類学者。構造主義人類学、記号論などを駆使し、思想・文学・演劇など幅ひろい分野を研究対象とした。
木村健二郎 1896–1988 昭和時代の化学者。広島・長崎の「死の灰」事件で原爆被害調査の分析面を担当した。
舟越保武 1912–2002 昭和~平成時代の彫刻家。戦後の具象彫刻をリードする存在で、ブロンズのほか大理石も手がけた。
相馬黒光 1876–1955 明治~昭和時代の実業家・随筆家。新宿中村屋を創業した。
近江谷栄次 1874–1942 明治~昭和時代前期の実業家・政治家。秋田銀行の創立に加わる。のち発電所建設などにも取り組む。
井上ひさし 1934–2010 昭和~平成時代の小説家・劇作家。NHKテレビの人形劇「ひょっこりひょうたん島」、小説『吉里吉里人』など。
円谷英二 1901–70 昭和時代の特殊撮影監督。「ゴジラ」の特撮で世界的評価を得る。「ウルトラマン」などのテレビ作品も多く手がけた。
横山大観 1868–1958 明治~昭和時代の日本画家。菱田春草とともに朦朧体の画法を試みて日本画の改革を行う。
船村徹 1932–2017 昭和後期~平成時代の作曲家。「なみだ船」「矢切の渡し」など演歌のヒット曲を生む。
田山花袋 1871–1930 明治~昭和時代前期の小説家。代表作『蒲団』『田舎教師』など。
石井桃子 1907–2008 昭和~平成時代の児童文学者。『くまのプーさん』など英米児童文学を多数翻訳。作品に『ノンちゃん雲に乗る』など。
日蓮 1222–82 鎌倉時代の僧。法華宗(日蓮宗)の開祖。
高村光太郎 1883–1956 明治~昭和時代の詩人・彫刻家。詩集『道程』『智恵子抄』、彫刻「手」など。
尾崎行雄 1858–1954 明治~昭和期の政党政治家。第一次護憲運動で第三次桂内閣打倒の中心的役割をはたす。
諸橋轍次 1883–1982 明治~昭和期の漢学者。『大漢和辞典』を完成させる。
角川源義 1917–75 昭和時代の出版人・国文学者。角川書店を創業した。
鈴木大拙 1870–1966 明治~昭和時代の仏教学者。アメリカの大学で教え、仏教や禅思想を広く世界に紹介した。著作に『禅と日本文化』など。
水上勉 1919–2004 昭和後期~平成時代の小説家。『雁の寺』で直木賞受賞。
小川正子 1902–43 昭和時代前期の医師。国立癩療養所長島愛生園に勤め、ハンセン病患者の治療に尽力した。
中山晋平 1887–1952 大正~昭和時代の作曲家。日本的な歌謡の創作をめざし、「てるてる坊主」「証城寺の狸囃子」など多くの曲を残した。
島崎藤村 1872–1943 明治~昭和時代前期の詩人・小説家。詩集『若菜集』、小説『破戒』など。
さくらももこ 1965–2018 昭和~平成時代の漫画家・エッセイスト。自身の少女時代を題材とした漫画『ちびまる子ちゃん』で人気を博す。
徳川家康 1542–1616 江戸幕府初代将軍。関ヶ原の戦いで天下を手中におさめ、幕府を開設。
高畑勲 1935–2018 昭和後期~平成時代のアニメーション作家。監督作品は「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」など。
最澄 767–822 平安時代前期の僧。天台宗の開祖。伝教大師ともいう。
伊藤若冲 1716–1800 江戸時代中期の画家。花鳥画、とくに鶏図を得意とした。代表作「動植綵絵」「群鶏図」など。
丸山真男 1914–96 昭和~平成期の政治学・政治思想史学者。戦後、自由主義・民主主義派の知識人として論壇に大きな影響を与えた。
美濃部達吉 1873–1948 明治~昭和時代の法学者。天皇機関説を唱え、上杉慎吉と論争となる。
村田珠光 1423–1502 室町時代中期の茶人。茶の湯の開山とされ、奈良流茶道を大成。
松下幸之助 1894–1989 大正~平成時代の実業家。松下電器産業(現パナソニック)を家庭電化製品の大メーカーに育て上げた。
岡野貞一 1878–1941 明治~昭和時代の作曲家。「故郷」「春が来た」「春の小川」などを作曲した。
中村元 1912–99 昭和~平成時代のインド哲学者・仏教学者。古代インド哲学から南アジア思想、仏教など幅広く研究した。
坂野鉄次郎 1873–1952 明治~昭和前期の官僚・実業家。郵便事業の整備につとめた。
阿川弘之 1920–2015 昭和後期~平成時代の小説家。戦争体験とその後の生活や軍人の伝記を書く。主な作品『春の城』『山本五十六』など。
木戸孝允 1833–77 幕末~明治の政治家。「五箇条の誓文」の起草、廃藩置県の主導などを行う。
三木武夫 1907–88 昭和時代の政治家。日米戦回避を主張。田中角栄内閣の総辞職後、首相となった。
中原淳一 1913–83 昭和時代の挿絵画家・服飾美術家。少女向き挿絵の第一人者となる。
末広鉄腸 1849–96 明治時代の政治家・小説家。「朝野新聞」に入り活躍。
幸徳秋水 1871–1911 明治時代の社会主義者。日露戦争に反対し堺利彦と「平民新聞」を創刊。大逆事件で刑死。
青木繁 1882–1911 明治時代の洋画家。代表作「海の幸」など。
島義勇 1822–74 幕末~明治時代の武士・官僚。江藤新平とともに佐賀の乱の指導者となり処刑された。
北村西望 1884–1987 明治~昭和時代の彫刻家。長崎市原爆中心地の「平和祈念像」で有名。
石牟礼道子 1927–2018 昭和後期~平成時代の小説家。水俣病市民会議を結成し、『苦海浄土』で患者の代弁者として水俣病を描く。
広瀬淡窓 1782–1856 江戸時代後期の儒者。家塾「咸宜園」を開き、高野長英、大村益次郎らを輩出。
磯貝一 1871–1947 明治~昭和時代前期の柔道家。講道館京都分場長となり、西日本の柔道の普及・振興につくした。
松方正義 1835–1924 明治~大正期の政治家。2度組閣。長く大蔵大臣のポストにあって国家財政の確立に尽力した。
瀬長亀次郎 1907–2001 昭和後期~平成時代の政治家・社会運動家。アメリカ統治下で抵抗運動を行った。